2024年04月23日

ムイムイ退治

チューリップが咲き終わり

さみしくなったパークに

新しいお客様 

ありがたくない お客様が知らぬ間に いっぱい来ていました

チューリップの葉っぱにステイしている ムイムイたち

殺虫剤とかないので

コーヒーが効くというウェブの記事をまねて

即席のムイムイ退治



インスタントコーヒーがないので

朝飲んだコーヒーの 出がらしを雪平鍋に入れ

水を注ぎ煮だすと おお まだ飲めそうなコーヒーができました

このまま ぶっかければ ムイムイはアチチとなりますが

お花もついでにダメになっちゃうので

ゆっくり冷ましたあと 紅茶のポットに入れ 

そこからスプレー容器に移します

これでコーヒーの粉はこされたはず

その後はスプレーで コーヒーを葉っぱに噴射

あっ 洗剤を入れるのを忘れていた

などと やっているうちに スプレーが詰まってしまった

ちゃんとこされていなかったのでした

考えてみれば コーヒーメーカで 

出がらしのコーヒー粉から もう一度コーヒーをいれれば

粉は落ちなかったはず

といったわけで コーヒーによる撃退作戦は 一回にして終わりをつげ

園芸店に 家庭菜園用のスプレー剤を注文しました  


2024年04月19日

ルイス・ウェインの猫人生 その弐

ウェインは なぜ猫のイラストを描くようになったのか

もともとアグリカルチュラル・ショーを取材したりして

動物の絵を雑誌向けに描いていたようです

映画にも登場しますが 結婚後ウェインはピーターという猫を飼います

面白かったのは 当時のイングランドでは 猫をペットとして飼う習慣はあまりなかったということ

猫は愛玩動物ではなく ネズミをとるために必要だったのだそうでした

末期ガンだったエミリーとの結婚生活のなかで

ピーターの存在は とても重要だったようです

いつしかウェインはピーターを描くようになります(映画によるとですが)

実際、ウェインは彼を「ピーター・ザ・グレート」すなわちピョートル大帝と呼んで

彼をモデルに擬人化した猫たちを描きました

下は『ロイドのウィークリー・ニューズ』1905年8月27日に載ったイラスト

9つの命をもつといわれる猫をテーマに、

九番目の猫生を終えた猫が「猫の天国」で悠々自適に暮らしているという絵

この猫ちゃんがピーターです



映画のピーターも 鉢割れの 黒いコートの子でした

(子猫の時は どっかにノンチェスによく似てた)

ウェインのイラストは 雑誌ほか ポストカードなどで使われ 大人気を博したそう

確かにかわいいです



しかし だんだん精神を病んでいくにつれ 猫も病んでいきます

(ベネディクト・カンバーバッチの目の演技がすごかった)



一方で 彼の後期の絵はサイケデリック・アートの先駆として再評価されてるんだそうです 



ウェインも 彼の描く猫も いろいろな生を経験したんですね



  


Posted by 猫娘。 at 10:24Comments(4)のんちく

2024年04月18日

ルイス・ウェインの猫人生 その壱

先日『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』という2021年の映画を見ました

ルイス・ウェインは、ヴィクトリア朝イングランド後期に生まれた画家で

擬人化した猫のイラストを描いて人気があったのだそう

今回 初めて知りました



原題はThe Electrical Life of Louis Wain で

「電気」とウェインの創作を結び付けて 

ちょっと寓話風に語っているのですが

日本での紹介は 邦題に「生涯愛した妻とネコ」とあるように

「身分違い」の妻への純愛を強調しています

以下は映画の公式HPからの引用

「イギリスの上流階級に生まれ、父亡きあと一家を支えるためにイラストレーターとして活躍するルイス。妹の家庭教師エミリーと恋におちた彼は、大反対する周囲の声を押し切り結婚する」https://louis-wain.jp/

映画を見ていても 伝記を調べていても気になったのですが

ウェイン家は「上流階級」ではありません

お父さんは貿易商 お母さんはもとは教会の刺繍をつくる「職人」さんでした

妹のために 住みこみの家庭教師「ガヴァネス」を雇おうとするなど

父親が生きていたころは けっこう羽振りがよかったのかもしれませんが

「中流階級」です

ウェインとエミリーの結婚が反対されたのは

ガヴァネスという「階級の低い」使用人と結婚するというスキャンダルのせいではありません

そもそも ガヴァネスは良家の子女に フランス語やピアノ 絵なども教えるため

自分自身が教養をもっていなければならず 

たいていはウェイン家のように働き手の父親を失った中流階級の未婚のお嬢さんが

周囲から白い目で見られない仕事として選ぶのです

場所はアメリカですが『若草物語』のメグは 父親が従軍牧師で不在のため

一家を支えようとガヴァネスをしています

ジョーは大金持ちの大伯母のところで老人の話し相手を務める「コンパニオン」をしています

でもメグなりジョーが 金持ちのローリーと結婚したとしてもスキャンダルにはなりません 

どちらも ちゃんとした中流階級の家の出身だからです

話を戻して 周囲がエミリーとの結婚に反対したのは

彼女が10歳も年上だったこと

そして ウェインが資産家の娘と結婚して財産を得るという望みがなくなってしまうからに違いありません

ちなみに 一家はカトリックだったそうで もしかしたらエミリーはプロテスタントだったのかもしれませんね

さて1880年に父親が死亡し ウェインは20歳で一家の大黒柱になります

(妹たちが5人 お母さんを加え 6人の女たちを養うのですぅ)

雑誌のイラストレーターとして 生計を立てていたウェインがブレイクするのは

『イラストレイティッド・ロンドン・ニューズ』の1886年クリスマス号

『イラストレイティッド・ロンドン・ニューズ』は その名のとおりイラストが売り物の週刊新聞で 

イラストのクオリティの高さでも知られていました

ウェイン描く150匹の猫が登場する「子猫のクリスマス・パーティー」は

見開き2頁を使って掲載されました さぞかし目を引いたことでしょう




さて 長くなったので

ウェインが そもそも なぜ猫を描くようになったのかについては

次号をお楽しみに



  


Posted by 猫娘。 at 11:11Comments(2)のんちく

2024年04月16日

今年 最初の新茶



週末に 久しぶりに実家に行ってきました

お土産を買いに行ったら

初取引の新茶、最後の一袋があったので、さっそく購入

いつもより数週間早く 新茶をいただきました  


Posted by 猫娘。 at 16:26Comments(2)

2024年04月07日

静岡まつりの駿府公園

「旅日記」とはおこまがしいのですが

静岡の春を告げる 静岡まつり

お天気がいいので ちょっと駿府公園まで行ってきました



満開の桜の下 芝生でピクニックを愉しむ家族連れ



そして 「銀座の柳」(覚えてますか?)




すっかり春です

  


Posted by 猫娘。 at 17:36Comments(2)のんのん旅日記

2024年04月03日

咲いた 咲いた





このところの強風で

花びらが もってかれちゃうチューリップですが

まだ きれいに咲いてます
  


2024年03月22日

ブランテーにチョコはよく似合う

VSOPをうちでキープしていたのですが

夜 ちょっとずつくすねてたら

飲んじゃった!



それが本題ではなく

先日 ソファの下からチョコが出てきました

(手前のやつ)

こないだ差し入れてもらった ナッツ入りのチョコ?

と思って 口に入れたのですが

なんか ヘン

しかもナッツが入っているはずの先っぽが フニャっとして

これは食うたらアカンやっちゃ

とあわてて 口からだしたところで

ソファの下からもう一個発見

二つ並べてみたら 

正体がわかりました

誰や こんなところに耳落としたやつは



  


Posted by 猫娘。 at 13:19Comments(2)

2024年03月20日

お彼岸





のんちゃんの好物だったカツオさん

お土産にもらった生八ツ橋  


Posted by 猫娘。 at 11:48Comments(2)

2024年03月10日

3月10日のパークです



のんちゃん もうすぐ春だね


  


2024年03月02日

梅といえば これでしょう

2月のセンチメンタルジャーニー

静岡の梅を見た翌日 熱海に行きました

お目当ては もちろん これです



何度見ても 好き

その他 いろいろ すてきな作品ありましたが

ここで出会った猫ちゃんでしめますね



佐藤玄々の1944年の作

ルーヴルで見たエジプト猫に触発されたそうですが

なんか さくちゃんに見えませんか?




  


Posted by 猫娘。 at 11:49Comments(1)のんのん旅日記